・地球の気候変動は危機的状況であり、脱炭素社会を目標に動き出している。 現代的あるいは先端的な手法により省エネ性 能を高める中で、伝統工法を守りなが ら、地域の気候風土に適応する方法で省エネに取り組むなど、そのアプローチは 様々である。土地の環境は様々な点で違いをもつ。それらを読み取り、建築とすることが建築家の役割である。パネリストに末光弘和(SUEP.)、水野友洋(水野設計室)、柿川麻衣(ARUP)、 ファシリテーターに小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所)を迎え、地域の気候風土を建築のデザインに繋げ ている、それぞれの建築家のチカラを発信したい。
▪️登壇者:佐藤 尚巳(佐藤尚巳建築研究所:JIA会長) 黒木 正郎(日本郵政:関東甲信越支部) 上垣内 伸一(ウエガイト設計事務所:関東甲信越支部) 水越 英一郎(山下設計:関東甲信越支部) 南 知之(石本建築事務所:職能・資格制度委員会委員長) ・1987年、丹下健三初代会長はJIAの活動基軸として「建築家職能のための法体系整備を進める」ことを掲げました。鬼頭会長(当時)は1992年の総会で、世界基準の建築家を育成する「建築家資格制度」の確立を目指すことを表明、2003年度にはUIAアコードを満たす「登録建築家」の認定・登録が始まります。その後も制度の推進に努めてきましたが、2017年以降は漸減傾向にあります。昨年、資格制度に関する理事懇談会が開催され、今後の大きな方向性の案が会長を中心にまとめられました。今回、この案を元に、建設的に広く意見交換する場を設けます。
▪️モデレーター:前田圭介(UID:2012年度JIA新人賞)
▪️登壇者:岩澤浩一(北海道科学大学:北海道支部推薦) 金野千恵(一級建築士事務所teco:関東甲信越支部推薦) 澤 秀俊(澤秀俊設計環境:東海支部推薦) 中井基博(アーキラボMOU建築設計:北陸支部推薦)
・JIA全国10支部から選出された注目の若手建築家12名による建築討論。モデレーターにJIA新人賞受賞者の前田圭介氏、木村吉成氏、栗原健太郎氏+岩月美穂氏を迎え、大会ウィーク期間で全3回の討論会を開催。11/9の大会初日は常滑に登壇者が集結し、大会テーマ「環る」を主題とした討論会を総括する。
・2022年8月31日から9月2日に開催した【震災から10年企画「繋ぐ|つなぐ」】では全国から参加した会員と岩手・宮城・福島の復興の現状を視察した。その企画内容を振り返り,参加できなかった会員と情報を共有することで、震災復興の現状と未来への視点を深める。
https://docs.google.com/forms/d/1BWFftb-kxSGF-Z4cEXGDWWep3WPcAr6Ni_yFdSyL2-A/edit?ts=65017e30
▪️パネラー・審査員:松山将勝(建築家)
▪️ナガオカケンメイ(デザイン活動家)
▪️秋吉浩気(建築家)
・このコンクールは“建築の定義を広げる”という事を目的として開催します。実現した建築、実現可能な提案を募集すると共に、家具やプロダクト、インスタレーション、日常の風景など、分野の境界を超え“建築の定義を広げる”作品を募集します。受賞作品の選考については、公開審査に先立って開催されるシンポジウムにてテーマを掘り下げ、その後、公開審査会で各賞を決定いたします。
▪️モデレーター:田口純子(UIA Architecture and Children Work Programme)
▪️登壇者:鈴木賢一(JIAゴールデンキューブ賞実行委員長) 六鹿正治(審査委員長)
▪️受賞者トーク:福口朋子(設計機構ワークス)学校部門 UIA建築と子どもゴールデンキューブ賞 最優秀賞/ JIAゴールデンキューブ賞 優秀賞、古田祥一朗(早稲田大学)出版部門 UIA建築と子どもゴールデンキューブ賞 特別賞/ JIAゴールデンキューブ賞 優秀賞、山田瞳子(工学院大学)組織部門 JIAゴールデンキューブ賞優秀賞、萬野光雄(JIA京都地域会)視聴覚部門 JIAゴールデンキューブ賞 優秀賞
・建築まちづくりに関わる中で、どのような方向に進めばよいのか?の視点を建築家は常に求められる。地球環境に優しい社会、人にとって幸せとは何か? その方向性が見えなければ、建築行為は気づかぬうちに間違いを犯している可能性もあろう。その俯瞰的視点を持つためには、建築を単体として捉えるのではなく、まちづくりを含めた幅広い捉え方が必要であり、そこには公共の福祉という公益的視点で建築家職能を再考することが求められよう。この視点を深堀すべく、影響的な3冊の本「土地は誰のものか」「里山資本主義」「人新世の資本論」を取り上げ、著者、五十嵐敬喜氏と藻谷浩介氏を招いて、シンポジウムを行う。住民と行政と専門家を繋ぐファシリテーションやデザインレビューなどの仕組みなど、建築やまちづくりの質やクライテリアの手掛かりに繋げる中で、結果として「環」になっているかも・・・
▪️登壇者:津村泰範(長岡造形大学建築・環境デザイン学科准教授、修復建築家)
国内の近現代建築を中心とする文化財・歴史的建造物の保存再生工事の設計監理の実務経験をふまえ、建築保存・再生・継承・景観保全の計画や歴史的環境を活かしたまちづくり・既存ストックの活用などの実践的研究を行う。その知見を生かした自治体や企業などの外部委員やアドバイザーなどを務める講演者から、JIA会員の建築家としての責務の一端を聴く講演企画。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_GPf99NloSxKpaOQ38Bc9ZA
▪️モデレーター:木村吉成(木村松本建築設計事務所:2021年度JIA新人賞)
▪️登壇者:齋藤和哉(齋藤和哉建築設計事務所:東北支部推薦) 井原正揮(ihrmk一級建築士事務所:関東甲信越支部推薦)
山口陽登(YAP一級建築士事務所:近畿支部推薦)
佐々木翔(INTERMEDIA:九州支部推薦)
・JIA学生会員による懇親/交流会。関東甲信越支部で行われている学生の会の全国版として各支部から参加者を募り開催する。各支部への学生会員活動の波及を目的とし、各々のこれまでの作品紹介や大学ごとの建築教育の違いについて話し合い、交流を深める。
▪️登壇者 澤秀俊(澤秀俊設計環境 /SAWADEE)
河合啓吾(TAB)
辻琢磨(辻琢磨建築企画事務所、403architecture[dajiba])
葛島隆之(葛島隆之建築設計事務所)
オブザーバー:浅井裕雄(裕建築計画:大会実行委員長)
・従来的な建築家の仕事とは違った働き方をする建築家の「現場」に訪れ、ドキュメンタリー動画を作成。その動画や当日の座談会から多様化する建築家のあり方について考える。
①現状分析:周りの建築家たち ②目的と全体像:多様化する建築家の一端を伝える ③ドキュメンタリー撮影(事務所周辺の視察及び活動内容のヒアリング、建主との対談、現場視察及び設計思想のヒアリング等)
▪️登壇者;三浦敏伸(レーモンド設計事務所代表取締役)
藤井 章(アーキテクトネット主宰)
・愛知県にゆかりのある建築家が、どのように地域、文化を考え、その作品を作り上げていったかということを、建築家の後継者、関係者、研究者より語っていただくシンポジウムの第1幕。偉大な建築家(アントニン・レーモンド、吉村順三)の教えを学びます。大会当日(11/10)にも第2幕(伊藤建築設計事務所、谷口吉郎)として大会会場にてリアルで実施し、合わせて愛知の建築文化を学びます。
※エクスカーションは中止となりました
▪️モデレーター:
岩月美穂(studio velocity:2016年度JIA新人賞)
▪️登壇者:
斉藤智士(建築設計事務所SAI工房:近畿支部推薦)
髙橋翔太朗(高橋翔太朗建築設計事務所:中国支部推薦)
横畠 康(艸建築工房:四国支部推薦)
仲本兼一郎(STUDIO MONAKA:沖縄支部推薦)